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  • 2018/01/11 14:34

    お米を炊く前に必ず『研ぐ』という行為をされいると思いますが、(あ、無洗米なんてのもありましたが)そもそもこの米を「研ぐ」という行為、いったいなんの為にするのか調べてみました。というのは、知人から「現代の米はほとんど『研ぐ』必要は無いよ」と言われていたからです。(ちなみに私は滅多にお米は食べませんが・・)

    で、調べた結果ですが、やはり一番は「糠をとる」そしてもう一つは「ゴミや埃を払う」でした。しかし、どこのサイトでもそうですが、「糠をとる」という行為、現代は精米技術の向上でほぼ必要無いようです。ちなみに「必要ない」と教えてくれた知人もJAさんなので、間違いありません。さらに、研がずに炊いた比較もありましたが、ややベタっとするそうです。これは表面についている米粉のせいでしょうか。軽く洗い流す程度が一番良いようです。さらにJAさん情報ですが、研いだりすすぎすぎると、ビタミンなども流れ出る様なので適度が良い様です。もう無洗米は必要ありませんね。マーケティングに踊らされてはいけません。きっと若者の米離れの苦肉の策なんでしょう。

    さて、お米の話はこのくらいにして、珈琲の生豆(なままめ)は「研ぐ」のでしょうか?

    これ結論的には研ぎます。はっきり言ってすごく汚いです。

    多分、多くの老舗〜現代の焙煎所・企業などは研がないでしょう。
    なぜかと言えば「手間がかかる」からです。
    それと、「いままでやってない」からです。
    きっと、「味も変わらない」とか「飲み比べてわかるの?」などと言われます。
    生豆を水に浸すと、味が流れ出るなど「デマ」まで流しています。
    (何日も水に浸して倍までふやかしたら、出るかもしれませんが)

    どのくらい汚いかと言うと、大地の色と言ってもよいでしょう。
    その土地の土の色しています。(そのうち写真アップします)
    アフリカの豆なら、赤茶色の水がでます。ブラジルの豆なら、黄土色の水が出ます。
    もう二度とそこの豆は仕入れませんが、水が泡立つ場合もあります。

    誰が何と言おうと、珈琲豆を焙煎前に洗わない(研がない)のはありえません。
    研ぐのが当たり前なのです。
    もしかしら、いつかお米の様に『研ぐ』必要がなくなるかもしれませんが。